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どうして誰かの望んだこと
片方では誰かの孤独で
願いは平等じゃないんだろうね
君でさえ誰かを犠牲にするの?

誤らないで
眼を逸らす瞬間を狙っている
奪いあった視線すら離さない

「叶えたい」と運命が
声を上げないで泣いている
君の価値と数値を測って試している
終わらない闘諍に
流れる雲煙の先にはきっと
求めた未来が眠っていた

戻れない後悔や不可能な夢
神様に縋るしか無いの?
言葉では嘘で隠せていても
本音は怖くて吐けないんだろう

失うものと
得るものと
良く見定めて
本当に大切なものが何かを

「さよなら」と現実が
涙を浮かべ笑っていた
君の答えと限度を歌って嘆いている
愛しいものだけ
この腕の中に抱いておきたい

求めた未来が目覚める

空想戦
光の中
合わせた手を
組んだ指を
温もりだけ
君はどうか
忘れないでいて

「叶えたい」と運命が
声を上げないで泣いている
君の価値と数値を測って試している
終わらない闘諍に
流れる雲煙の先にはきっと
懐かしい記憶の日の
求めた未来が眠っていた



Credits
Writer(s): Kanon Wakeshima
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