朝に二人は

確かな言葉などなくて
会いたい、と一つ零して
溢れた感情の裏側
君に何が今言えるだろう

夜が明ける音が聞こえてる
鳥のざわめき 微かな光
連絡は取らないままでいる
言葉には出来ない気がしていた

遠く離れてから気付いてしまったんだ
いつか 君に言う言葉

朝が来たら君の街へ行き
僕の気持ち全て晒して
声にして答えを聞かせて
君の番だよ

飽きるほど話をしようよ
客席のない舞台の真ん中で
二人のライトが重なる頃には
四つの手が体温を欲しがって

きっと 叶わない想いの切れ端で
ずっと 口に出せなくて

朝が来たら君の街へ行き
僕の気持ち全て晒して
声にして答えを聞かせて
君の番だよ

照らし出されたライトの下で
僕は今日愛を言う
隠し切れない想いはもう今じゃ
そう誰にも止められない

君の所為だよ

僕ら二人気付いていたのに
眠れない夜 誤魔化し隠してた
心伝うように目を合わせて
今なら言えるんだ

朝が来たら君の街へ行き
僕の気持ち全て晒して
声にして答えを聞かせて
君の番だよ

「返事を言うのは、ねぇ 一度だけだよ」



Credits
Writer(s): Makoto Tamashiro, Narumi Iha
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