ジュ マンニュイ

午後の浜辺に身を横たえて
いつしか君と二人まどろむ
閉じた目の中で戯れる
陽ざしと君と八月が

ほてった体を風が包むと
ひどくせつない気分になるよ
砂に埋もれてジュマンニョイ

何も見えない眩しくて
夏がくれた一枚の絵を
二つの胸の中にしまおう
いつの日にか遠い秘め事
ふと 取り出して懐かしむのさ

午後の浜辺に身を横たえて
いつしか君と二人まどろむ
閉じた目の中で戯れる
陽ざしと君と八月が

白い日傘も影をひきずり
もうすぐ海は淡い夕映え
恋をしてるのにジュマンニョイ

急に都会が、懐かしい
夏がくれた一枚の絵を
二つの胸の奥にしまおう
いつの日にか遠い秘め事
ふと 取り出して懐かしむのさ

渚をたどる君足跡
髪をとく黒いシルエット
君が消えそうなジュマンニョイ
さよならさえも残さず
さよならさえも
さよならさえも残さず
さよならさえも



Credits
Writer(s): 渡辺俊幸
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