STAY GOLD

君はその手の甲でいくつの涙を拭ってきたの
人として正しい弱さを授かって
瞼の裏の風景はそれぞれだから
皆違っていい そして皆どっかで似ている
ずるくて 優しくて 誰かに振り向いて欲しくて
夢を捨てられなくて
鳥が空を渡るように 風が花を揺らすように
人は人を愛するということ
日が昇って沈むように 波が寄せて返すように
何度も何度も繰り返し愛を叫ぶの
考え事をしていたら アイスクリームが溶けてしまった
明日のために ここにあるものを壊してしまう
割れてしまった皿を見つめているばかり
あやまちのために今できること 一つもやれぬまま
地球は速度をかえず 光と影を繰り返して 僕らに問いかける
立ちはだかるこの山は 僕が言い訳を積み上げて 出来たのだから誰のせいでもない
強くなりたいとは言うが本当に強くなろうとはしない 僕らはこのままこのままでいいのだろうか
うなだれた旗が青い風に出会い
ほこらしげにはためきこの場所にある意味を思い出した
例えば手を繋いだならいつかは手を離す日がくる それでもそれでも懲りもせず僕らは
日が昇って沈むように波が寄せて返すように
何度も何度も繰り返し愛を
風吹くあの丘に立って たなびくその旗のように
君は君の歌を歌えばいい
常識が空を隠したって今はただ振り絞るように
僕も僕の歌を歌い続けるよ



Credits
Writer(s): Futoshi
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