Vanguard

霧もやの中静かに流れる誰かの歌そっと
雫の様に煌めく音色は奏でる鼓動の譜を

牙を剥き噛み砕け瞳が開く前に
震えるその声を今そっと聞かせて

夕もやの中艶めく狂喜と苦悩の歌響く

牙を剥き噛み砕け瞳が開く前に
震えるその声を焦がして

限りなく青く深く透き通る空の元へ
いつか帰れるのなら
限りある世界に一人傷付いて倒れようとも
まだ鼓動は巡り傷を癒す

朝もやの様に色付く 音色は奏でる想像の譜を

牙を剥き噛み砕け瞳が開く前に
震えるその声を焦がして

限りなく高く遠く気まぐれな曇の様に
いつか自由になるなら
限りある時間の中に 迷い込み壊れそうでも
まだ鼓動は眠る君を探す

限りなく青く深く透き通る空の元へ
いつか帰れるのなら
限りある世界に一人傷付いて倒れようとも
まだ鼓動は巡り傷を癒す

牙を剥き噛み砕け瞳が開く前に
震えるその声を焦がして
牙を剥き噛み砕け理性が目覚める前に
途切れた感覚を焦がして



Credits
Writer(s): Miko
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