Fate

張り巡らされた
蜘蛛の糸の様に
夜の帳 溶け込んで手をかける
私の名を 皆
「運命」と呼ぶの
貴方のほら すぐ隣にもいるのに

少しだけ耳のそばで
淡く囁く言葉は
答えなど どこにもないさ...
とんだ絵空事

終焉の鐘が響き
最期を告げた

あぁどれだけ 懺悔を繰り返し
過ちに足掻いても 逃れられない
絡め取られては 侵食されていく
滑稽でたまらない
今日も誰かの 生きた証が消える

真綿で優しく
首を絞める様に
ゆるやかな絶望だと
ねぇ気づかない
私の名を 皆
「運命」と呼んで
全てを受け入れ そして恐れていた

抗って広がる赤が
褪せた思い出にも似て
感傷を抉り出していく
...そんな独り言

幾度目の鐘が響き
輪廻は続く

あぁどれだけ憎しみ飲み干せど
その先に描いていた
光はないのに
絡め取られては 侵食されていく
いつまでも終わらない
今日も誰かの 生きた証が消える

さぁ狂おしく散り果てて

あぁ貴方は 幾度も涙する
手を伸ばし届かない
何かを信じて
次こそ知らない
世界を教えてくれるかしら
さぁおいで 悲劇へ堕ちていく
二度とは帰れない



Credits
Writer(s): Emi Takimura, Kaoru Hirato
Lyrics powered by www.musixmatch.com

Link