Stare

こぼれだす言葉 じわり痛い
張り付いたその笑顔
本音は何処
美しい嘘を 重ねる度に
きっと何かを見つけたつもりで
いるのでしょう

称賛だけの日々はまやかしと
解らないなら好きにすればいい
守りたいのは過去の名誉
それとも自分自身か

痛みを忘れた 褪めた鈍色
麻痺した心はすべて見失って

囚われた欲望の残骸に
零落していく貴方
腐敗した幻想取り憑かれて
独りで何処まで向かうの

真実を光の影に隠して
今更振り払っても
残酷な現実に照らされた
いびつなカタチが消えない
僕の声はまだ届かない

あふれだす音が じわり苦い
不意をつくその声の 貴方は誰?
新しい嘘を 探すことで
きっと何かを奪ったつもりで
いるのでしょう

虚しく続くひとり舞台で
化石のように生きていくのか
囲われた箱庭に永劫
ずっとしがみついている

世界は今も 変わらない色
映さない瞳は
出口見失って

眩んだ偽りの輝きへ
零落していく貴方
背徳の花束に魅せられて
独りで何処まで向かうの

真実を光の影に隠して
今更振り払っても
あの日見た景色には戻せない
伸ばした指先触れずに

痛みを忘れた 褪めた鈍色
哀れむ声も
時に掻き消されて

囚われた欲望の残骸に
零落していく貴方
腐敗した幻想取り憑かれて
独りで何処まで向かうの

眩んだ偽りの輝きに
零落していく貴方
背徳の花束に魅せられて
貴方は何処まで向かうの
例え明日終わりが来ても
僕の声はもう届かない



Credits
Writer(s): Emi Takimura, Kaoru Hirato
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