だから僕は不幸に縋っていました

分からない事が分からなくて 心臓を打って泣いて
尚更に自分が分からない ポンコツの落第者
振り返るための過去が無けりゃ 冴えない未来さえ無いや
だから僕は不幸に縋っていました

恨まないでおくれ 青春なんてすぐポイだ
燃やされる前に どうかこの最期を 君に見届けてほしい

犯人は一体どうしてこんなになった傷を放っていたんだ
憐憫を仰いでいる以外能無い機械
人生は救えないようなストーリーばっか描いていたいようだ
さらば、道徳 ヒヨってしまえば堕ちる
だから僕は不幸に縋っていました

もはや音楽に期待はしちゃいない 何も変わりはしなかった
誰も変われやしなかった インチキ同然のガラクタなんだ

一つ二つの矛盾を孕みながら 掛け違えたボタンのままで
孤独というシワだらけの シャツを着飾る
あの日の僕はそうして 強がっていたんだきっと
今でも 隣人を蹴落として

犯人は一体どうしていつまでそうして傷を抉っているんだ
敗北を美徳のように歌うミュージシャン
人生は救えないようなストーリーばっか描いていたいようだ
さらば、道徳 ヒヨってしまえば堕ちる
なあどうだい東京 僕を 消し去ってくれやしないか
向上心だって腐っているんだ
人間になってしまった甘え自体が間違いだったんだ
神様にも見放されました
だから僕は不幸に縋っていました

なあどうだい青春 僕を 僕を恨んでいますか
僕は 犯人じゃない



Credits
Writer(s): Heito Higashino
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