ラストショー(live / 1996)

さよなら バック ミラーの中に
あの頃の君を探して走る
さよなら 二人 演じた場面を
想い出す もう一度
もう一度

ハンバーガー・スタンドで俺達 待ち合わせて
君の親父の車 夜更けに盗み出し

遠くへ 街の灯り背にして
遠くへ 誰もいない海まで
君の肩を抱いて飛ばしたね真夜中

浜辺に車止めて 毛布にくるまって
互いの胸の鼓動 感じたね夜明けまで

あの頃 カーラジオから 俺の
あの頃 お気に入りの"Like a rolling stone"
星は君のもので 月は俺のものだった

さよなら 想い出の中の二人
まるで スクリーンのヒーローだった
さよなら セピア色のフィルムに
苛立ちと優しさと怒りを焼き付けた二人

シートに身を沈めて ぽつんと呟いた
あなたの夢の中で 生きてゆけるかしら

きっと 別々の車線を
きっと 走り始めていたんだね
二人違う景色の中を ひとりぼっちで

さよなら エピローグは俺ひとり
明け方の海岸線を走る Woah
さよなら フラッシュ・バッグのような
過ぎた日々 抱きしめて
もう一度 忘れるために

さよなら バック・ミラーの中に
あの頃の君を探したけど Woah
さよなら ボンネットを叩く雨
もう何も見えないよ
もう何も聞こえないよ
さよなら
さよなら さよなら



Credits
Writer(s): Shougo Hamada
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