Flannel

また眠れずにただシーツの上
寝返り繰り返しうずくまってる
ラジオはもうすぐで終わってしまう
ただひとつ、それだけの事で
どれだけうつむくのかな

笑い話に出来るまでは
誰にも話せそうにはないな
少し羽織って歩いてみても
分からないピリオドの打ち方

サンダルに吹き抜けてく風が
昨日よりまた冷たくなってた
またひとつ季節が先を行く
置いてかれたような気がして

まだ眠れずにただシーツの上
ちゃんと向き合うには今はちょっと
あんまりにも傷が痛すぎるね
だからもうアイスでも食べて

欲しいものはきっといつものように
忘れた頃にでも届くからさ
寄り道してみても逃げてみても
ちゃんと受け取れるのなら
きっとそれだけで良いから

信じてるよ
こんな痛みにも意味をくれる歓びも
眠れる夜も柔らかな光も
いつか届く事を



Credits
Writer(s): Kensho Okabayashi
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