Shinshin Raika

にわかに熱を帯びながら
雲が渦を巻く
生きもののように
こころにやがて滑りこむ
もうじき ほら 雨が降る頃

別れたひとを探す
行くあてない嘆きも
引き潮に帰る
せめて悲しみも
はじまりだと感じて

refrain:
ふたつに空を分かち
身体を雷鳴が駆けぬけてゆく
わたしの中の野性
確かに目覚める
旅立ちの時

素足に丸く触れる
サンゴや貝の化石
彼等は伝える
たとえ遠くても
さまようこと恐れず

ざわめく波の調べ
光に包まれて歩き始める
わたしに生きる野性
大きな力に委ねて

refrain



Credits
Writer(s): Hussy_r, 間宮 工
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