夏に散らした小さな恋

今 僕の目の前を通りすぎて行く君は
透き通るような肌を そう さらけ出している
ブルーウェーブに誘われて 一人で海に来たの?
心の中で君に そう 聞いてみたのさ

在り来りの言葉 言えない僕の蟠り
波乗りサーフライダーに 君の眼差し注がれる
一欠片の小さな恋をまた僕はこの夏に散らしてしまう

夏の陽差しが照らす 南風吹く浜辺で
熱い想いが胸を そう 恋焦がしている

振り向かせることの出来ない僕は
ただもう見えなくなった君のつけた足跡を見つめている
一欠片の小さな恋をまた僕はこの夏に散らしてしまう

水平線の上に乗った 常夏のサーフライダー
もう一時間もしないうちに雨を降らせる

ロングビーチを賑わせていた色とりどりのパラソル
波のきらめき 潮のざわめき やりきれない僕は浜風

あぁ 繁吹く波よ 夏という季節を忘れないで
太陽が海に沈んだ頃 僕は帰る
一欠片の小さな恋をまた僕はこの夏に散らしてしまう



Credits
Writer(s): Taiyou Someya
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