Vanity

幾つもの夜が教えてくれた君の事
ベットの中では少しだけ意地悪になる
まだ知らない君を知りたくない訳じゃなくて
終りの見える現実から逃げているだけ

このまま... そっと ただ君の香りで眠り
目覚めずに 夢を見て
朝が来なければいいのに
理想の中でありもしないはずの世界だけが広がる

乱れた快楽が
紙一重の狭間でゆきかう
左くすり指に
光る目ざわりな指輪が邪魔で
kissが苦い

デジャヴと思わせるこの情景の違う所は
扉を開ける君がもうふり返らない

今夜は彼の腕の中で夢を見るの?
できる事ならそばにいて
夢見がちな僕の欲望
それとも大人のマナーに背く火遊びに疲れただけ?

いきなり 抱きしめて
不意のkissで君を黙らせる
じらした指先が
行き場を失くして 君の手さえも
遠くへ見える

涙に迷うのは僕の胸だけにして
もうこれ以上 悲しげな
君の瞳は見たくない
理想の中でありもしないはずの世界だけが広がる

乱れた快楽が
紙一重の狭間でゆきかう
左くすり指に
光る目ざわりな指輪が邪魔で
触れあう度に 君が遠くへ見える



Credits
Writer(s): Yasu
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