Lamento

灯りを消したなら
祈りを捧げましょう
呼吸も密やかな
この罪深き日々
あなたの纏う夜のコープが
優しく誘うから少しだけ触れたの
軋む心の音聞こえないように

開け放した窓辺からは
百合の香がくすぐる
甘やかして私の事、溶かすように
唇を重ねてみれば瞼に星は流れる
鏡越し見てしまうわ
叶わぬ夢物語

どうしてこれほどに
愛おしくなるのでしょう
願っても届かない
代わりも居ないのに
あなたは全て分かっているように
困った風に笑う
抱き寄せて、ささやく
その掠れた声は酷く残酷ね

私の為と言うのなら
子守唄を歌ってよ
熱を帯びたこの指先
呪うように
「永遠」なんて嘘ばかり
刻みつけてその証
月明り揺れる影と
儚い夢物語

あなたのしなやかな素肌に
涙の粒飾って
少しだけ歌うの
軋む心の音聴こえないように

開け放した窓辺からは
どんな場所へでも行ける
忘れないで
二人で見た夢の欠片
私が消えた世界でも
あなたは歩いてゆける
もう抱きしめる事も出来ない
最期の日もきっと
あなたはいつものように笑って、
手を振るだけ。



Credits
Writer(s): Iruma Rioka
Lyrics powered by www.musixmatch.com

Link