Koiwazurai

少し微温いビールを開けて映画をつけた
誰もいない部屋で
正義のヒーローが世界を救った
僕には一つも関係ないけど

もう散々君を思い出して
夜明けを待って ただ嘆いていたんだ
変わっていくもので溢れた
世界がそっと止まってしまえば

君の横でブランコを揺らしていた
小さな毎日が世界の全てだった
景色はいつだって僕らを置いていく
いつかの公園も今は空き地

もう散々日々を繰り返して
醒めない今日をただ呪っていたんだ
色褪せていくものに塗れた
世界がそっと止まってしまえばいいのにな

ホームの上には君の残像と
「さよなら」を告げたベルの残響音
景色は今日だってまた僕らを置いていく
思い出は綺麗でただ騒がしい

もう散々君を思い出して
夜明けを待ってただ嘆いていたんだ
変わっていくもので溢れた
世界がそっと止まってしまえば

もう散々日々を繰り返して
醒めない今日をただ呪っていたんだ
色褪せていくものに塗れた
世界はずっと君を連れて行ったまま
まだ帰らない



Credits
Writer(s): Shuntaro Tamamoto, Iiki Tasoko
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