Shini No Tsuno

充満するプライドとエゴ
気付けば部屋の中 視界不良
木霊する耳鳴り
あの日の影が 唆す
身を委ねることは 心地良かった

冷め切った日々の 足跡塗り潰せば
消えてった無念は 鳳仙花のように爆ける

ぶち抜け 音の塊
コンクリ なんてわけない
切り裂け 四方の理
撃ち抜け 縄墨の拘束を打ち捨て

Yah yah yah la la la

生まれ落ちたことに また
適当を塗りたくり 理由をつける
広すぎる青空 君は嫌いと呟いた
背を向けた窓には 風が吹かない

枯れ朽ちた日々の 破片を踏みつぶせば
消えてった夢の 狂信者が黄泉すがら祈ぐ

ぶち抜け 音の塊
諦観なんてできない
悔い逝け 模糊の形無し
撃ち抜け 道化師の顳を

絡まれ 嘘の連なり
欲望なんて果てない
糾え 過去の過ち
顕せ 法悦の笑みを

吹き抜けろ 六の道に
覚悟と落伍の 狭間に
吹き抜けろ 今際四季に
喰らい尽くせ 三毒を

踏み抜け 蹲る尼毘
一縷の望み などない
切り裂け 零ゆる宿業
撃ち抜け 手負いの蛇の目を



Credits
Writer(s): Kotaro Hirose
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