Nikagetsugo no Kimi e

Von woher weht der Wind und wohin wird er getreten?
Der abgeschossene Pfeil trotzdem entgeht und fliegt davon.
Die Spuren des Angriffs.
Es ist die lange Weg in die Freiheit.
Hinter dem brennenden Horizont sah ein Mann was das war...

今君の瞳(目)の前には どんな景色が広がっている?
高い壁に遮られた視界 何が見えるのだろう?

空を征く《鳥》の眼には どんな地平が映っている?
高い壁に鎖された未来 君は壊すのだろう?

紅蓮の灯を纏い 水平線の彼方へと
沈みゆく この夕陽を 君は何時か 必ず追い越して
紅蓮の《矢》のように 己をも灼きながら
遥か自由へと進むだろう...

地に萌える草の芽には どんな希望が宿っている?
高い壁に護られた世界 何れ変えるのだろう?

紅蓮の花が咲き 弔いの鐘が響く
名も知らぬ どの戦果も 道を通り 必ず憶い出す
紅蓮の《矢》のように 過ぎ去りし時を超え
絶えず自由へと進むだろう...

これからも続く戦いは 更に苛烈さを増すけれど
今君が其処に立つだけで 誰かの勇気になっている

嗚呼... 二ヶ月後の君へ 何を言えば良いだろう
言葉の無力さを 噛み締める...

紅蓮の灯火は十三の冬を巡り
燃え尽きる その軌跡は 僕が全て 必ず詩にする
紅蓮の《矢》のように あの空を翔け抜けて
君は自由へと進むだろう...

君はまだ何も識らない 世界のことも本当の敵も
広がる地平未知の世界へ 夢見る時を終えて旅立とう

奪えない自由は 何時だって 其処にある
全てを背負い さあ 征こうぜ!

An dich in zwei Monaten

―立ち向かい続ける 二ヵ月後の君へ

二月吉日 某所にて



Credits
Writer(s): Revo Revo
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