Guren no Zahyou

Feuerrotes Ziel

狩人だと嘯いた お前は飢えた獣
「馴れ合うくらいなら 死んだ方がマシだ」と吠えた
血に塗れた屍の 光なき瞳が射る
「牙を無くすのなら いずれ 憾むだろう」と唄う

不条理なもんさ 人類は 小さな勝利でさえ
引き換えるには 余りにも大きな
「代償」を背負わされる

犬死にしたい訳じゃない
なぁ 死んでも死にきれないだろ?
その遺志は(無駄じゃない)このままじゃ(終わらせない)
奴らを根絶やしにする迄は
(この美しき残酷な世界では)

夕闇に染まるのは 標的か己か
弓なりに弾け跳び 獲物を屠れ「狩人の意志よ」
黄昏に放たれた 迸る衝動が
群れを成し 穿つのは 紅蓮の座標

楽園を彷徨える 哀れな人影
彼らにも 大切な 誰かがいただろう
真実を求めても 歪な硝子は
異なった虚像を映す
覗き込む顔の数だけ

不条理なもんさ 世界は 僅かな好機でさえ
手に入れるには 余りにも過剰な 対価を払わされる

犬死にさせたままじゃ
なぁ 悔いても悔い足りないだろ?
この遺志よ(時を超え)何度でも(受け継がれ)
その道を 報われるまで進め
(この美しき残酷な世界では)

夕暮れに揺れるのは 悲しみか憎悪か
購えぬ罪を抱き 獲物を屠る「進撃の意志よ」
「憧憬」に呪われた 止めどなき衝動が
名を変えて辿るのは 紅蓮の座標

吠えることしか出来なかった
あの日の少年は「調査兵団の装備」を取り
多くの仲間を得た
いずれ 進撃の嚆は 斜陽の空を貫く
「始原と終焉が交差する点」めがけて!



Credits
Writer(s): Revo
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